マーケティングって結局なんすか?

今日は月曜日。新たな気持ちで研究を始めたがなかなか進んだという感じはない。論文が一番大切な仕事だがそれと同じくらい大事なことで実験プロポーザルの締め切りが9月15日に控えていてそれに追われている。もう一カ月を切ったところになるが書き始めると時間がかかるものでさらに事前に相談することも多いのであっと言う間に時間を使ってしまう。また共同研究者にもプロポーザルをだしてもらって一緒に研究がしたいのでお声がけをして調整をしていかなければとなると時間が一向に足らなくなる。早めにどんどん行動しなくてはと思っている。実験を提案していくためにはアイデアをもってそれを実験手法にまで落とし込んで実験ができるところまで準備しなければならない。そのアイデアがうまく行くかどうかは別にして歴史をたどればとにかくアイデアを出してたくさん実行してそれから成功が生まれてくるだけで、僕が目指しているのはとにかくアイデアをたくさん出してとにかく実験してみましょうよということ。アイデアを出し続けないとマジで意味がない。それも全部実行して失敗でも成功でも結果として残していかないと次のレベルには行けないよねという話。

実験プロポーザルに関しては自分自身は二つの立場がある。まずは自分が研究者として自分の研究を推進していくということともう一つは共同研究者に実験プロポーザルを私が管理している装置に出してもらって成果を挙げてもらう必要がある。自分の研究はコツコツとできる範囲ででもさぼらずに進めていきたい。一方で共同研究者にはどんどん私の装置を使って成果を出してもらいたいのでこの部分ではビジネスなどではよく行われているマーケティング的な発想必要になってくると思う。

したがってマーケティングには興味が出てくるわけだ。マーケッティングというとどういうものだろうか?僕のイメージだとマーケティングと聞くとどちらかというとモノを売りたい人が使いたがる手法というマイナスイメージがあってどうもなじめないと思っていた。しかし、それはその人への感情であって実際にマーケティングは使い方次第かもしれない。なぜ今までそういうイメージを持ってしまっていたかわからないが、マーケティングをうたっている人対してとにかく顧客に商品をうまく打って利益を最適最大化しようとしているのではないかとイメージをもってしまっているからかもしれない。

一方、私はマーケティングは今までにない市場を創造することに使うべきだと考えている。そこまでを考えるとやはりマーケティングをした後は営業をして新しい市場を実際に創造しなくてはいけないし、計算し表やグラフを作って終わりではない。さらにいえばどのような手法を用いるかはその時次第。結局マーケティングの後には新しい市場が創造されて新しいコミュニティができていかなければならない。もちろん利益上がり規模も大きくなっていかないと意味がない。そうするためには結局データは自分でつくらなければ意味がないと思う。まずいま置かれている状況を考えてどの指標でどういったデータを取ってどうやってそれを解析するから自分で考えるしかない。自分ですべてやって実際にデータを取っていく段階でいろいろ気が付くことがある。そしてデータを自分で取って解析することで今までなぜこれをやらなかったんだろう?とかもっとここの層や研究にリーチしなくてはと思えてくる。そしてそのうえで競争的優位性を保つためにはやはり技術革新は絶対に必要で技術革新をして新しい市場を迎えられる準備をしながら多くの人にリーチしていかなくてはならない。マーケティングは今までわかってきたようで勉強してこなかったことだからここでちょっと落ち着いていろいろと勉強して次のプロポーザルまで頑張ってみよう。

一週間くらい前のブログでこれから大きく成長してくためには新しい戦略が必要だことを言っていたがここはまだ新しいところではなくて既存のところの成長努力というところ。論文数年10本が目標でそれに向けて真面目に努力していく。さらに10本以上に伸ばせる要素ができてくるように自分が作るコミュニティが大きく強くなるためにマーケティングを勉強しましょうという話。