意外な反応。

木曜日の仕事が終わったところでこれを書いている。シドニーは過去24時間の感染者数が1000人を超えてきた。これは初めて見る数でこれから収束することが難しいことを示している。ロックダウンをしっかりしているはずなのに感染者数が増えていくとなるともう打つ手はワクチンしかない。ワクチンの接種スピードはかなり速くて一日10万人以上が受けていると考えるとNSWガバメントが目標としている70%や80%ラインに早く到達するかもしれない。しかしながら日本であったようにワクチンの接種が進むにつれてワクチン不足になったりワクチンを打たないつもりのひとの割合も増えてくるのでスピードは遅くなってくると予想できるので予断は許さない。今のところ9月末まではロックダウンは続いていき私も家を出て実験をするようになる場面はないと思う。

それに関連して今まで9月15日を目標に準備をしていた実験プロポーザルの受付に関して変更の可能性が出てきて今議論が始まったところ。僕の理解では今のところプロポーザルの受付の時期を10月30日くらいにしてすべて来年一年を通して行われる実験として募集してはどうかという案が有力なようだ。これには反対意見も結構あり私も気になるところもある。ただし、ロックダウンは簡単には終わらずいつ終わるかわからないし今年はすでに原子炉の問題で実験を止めたものがありそれをこなしてからすでに承認した実験をすべて終わらすのも来年のいつになるかはわからない。其所で来年の約束はできまい。まあ厳しい状況である。

仕方がないので私は論文等に集中するしかない。これからいくつかのプレゼンテーションを引き受けているのでそれらのプレゼンテーションの準備に取り掛かっていく必要があると思う。すくなくとも3つくらいは決まっていて自分でできる範囲でわかりやすくしたいのでこれには時間が結構かかると思う。論文は早く9月中には2本の論文を投稿しておきたい。プロポーザルの準備期間が延びればその分時間が使えるのでここで論文を投稿しておけばだいぶ後が楽になると思う。

株式市場は今はいわゆるレポーティングシーズンでいろんな会社が決算を発表しているところ。今のところ個別株絵は4社くらい決算出たがまあまあの結果となっている。今日出た決算では石炭の会社で前年度黒字ギリギリのところから大赤字に転落した会社があったし僕も心配したが市場では結局5%近くの上昇となった。これは意外な反応で勉強になった。おそらく赤字の内容が大きな減損によるものでキャッシュフローはそこまで変化がなかったこと。そして、悪材料がすべて出てしまってこれからFY22石炭価格が過去最高値で始まったところからこれから石炭価格が維持される限り上がるしかないからかと思われる。これらの決算を基にしてこれからブログに内容をまとめていこう。すくなくとも持っている会社に関しては分析して書きたいのと興味がある会社に対しても調べて内容をまとめていくことにより自分が買うか買わないかの判断ができると思う。

今日の仕事としては過去のプロポーザルの分析をしていてそれに対してかなりの労力を使い疲れてしまった。過去には200弱のプロポーザルがあり今やっとまとめたところだが良いプロポーザルは再度精査して再提出してもらって生産性の高い装置にしていくことも大事だし。きっちりと内容を把握することで今まで見えていなかったユーザーやサイエンスをカバーできるように調整していこうと思う。装置を元にたくさんの問題が解かれることを望みそのような集団やコミュニティが形成されるように組織を作っていくことが大事。