四十前にして惑う。

オーストラリアは今日からロングウィークエンドで三連休。三連休をもらってもまだワクチン接種を終えていないので特に出かけるわけでもなく家の近くで買い物や掃除などをして過ごしている。買い物のために近くのモールに行ってきたが人出も増えてきているし店も開ける準備をしているようでこれまでよりもより賑やかさが増してきている。まだ車の数などは圧倒的に少ないのだがモールはもうすぐ来るロックダウン解除に向けて準備しているようだ。オーストラリアのNSW州はこのままいくと10月11日あたりには70%の人が2度目のワクチン接種を終えるのでその頃からロックダウンが明けてくるようだ。10月末には私も2回目のワクチン接種が終わるのでだいぶ今とは様子が異なってくることだろう。年末の予定もそろそろ考えないと。ニュースを見る限り海外旅行も可能になってくるようだが私の場合はビザの更新も控えており、海外旅行に行っても返ってこれるのは豪州人か永住権所有者のみのようなので私が日本に帰るのはまだリスキーだなと思っている。一方でNSW州内での旅行は全然問題なさそうなのでこれから旅行を計画していこうかなと思う。混むところには行きたくないけどね。それでも。

先週はオーストラリアASXは大きく動いた。指数が2パーセントくらい上下して結局週では2パーセントくらいの下落。ここ一カ月くらいでは下落傾向。最近日経平均の研究をしているYoutubeがあって勉強になったのだが、上昇している年と下落している年でもあまり変わらないのは下げる日と上げる日が60対40から50対50くらいの比だったようでつまり下がる年でも一日一日で見ると40%の日は上がるということで、また上がっている年も50%くらいの比は下がっている。僕の理解では上がる年は上昇の幅がでかいということ。そのYoutubeではその上がるときをきちんととらえるためには暴落した日にきちんと買うことが大事と書いてあった。なるほど。僕のポートフォリオはあまり指数に連動したETFにはあまり投資していないがコツコツと増やしていこうとは思っている。幸運なことに石炭の価格が今までにないレベルに上がっていてある投資銀行の予測だと12月くらいまでは高値を維持するとのこと。こうなると僕のポートフォリオには有利でこの鉱山会社が十分に出せてそれでも過去10年位は最高値だった120USD/トンくらいのレベルに下がるまでは投資をし続ける。そのあとこれから2-3年にかけて売却していこうと思っている。今は一つの株式があがりすぎてポートフォリオ自体は不安定なのでこれから数年かけてもう少しバランスを取れたポートフォリオを作っていくことがいい。

最近は米国のテーパリングや中国の恒大話題が多い。テーパリングの話は様子を見ながら対応していく行けば良いし。投資はいずれにせよ続けていくことのであまり騒いでも仕方がない。石炭価格が高いうちは今持っている石炭鉱山会社の株をうまく売り抜ければそのほかはあまり気にしていない。中国は恒大自体はリーマン級のショックを起こさないとは思われるがパニック売りはあるかもしれない。ただし 恒大 がデフォルトすればそれ以降は中国はかなり成長が鈍化していくと思われる。これに対しては仕方がなくいずれは通る道である。GDP上昇以上に不動産価格も上昇してきたからこそこれが逆に回るとイノベーションではカバーしきれなくなる。さらに日本以上に少子化がひどくなっていると思われるから日本でもあれだけ苦しいのにこれ以上にひどくなる中国と韓国はどうなることやら。ちょっと想像できない。日本は失われた20年があって10年は回復してきたとしてもここ30年はやっと横ばいというところ。これらの国はこれから10-20年は厳しいだろうと思う。

自分自身はポートフォリオを安定させて後はコツコツと投資していくだけ。あまり投資にかける時間は減らしてとにかく仕事に集中したい。最近39歳となって40代に向けて最後の準備の一年間になると思う。40代から不惑となるように30代のうちに土台を整理して少しでも40代スタートダッシュできるように頑張っていきたいと考えている。40代はとにかく論文を書きまくり実験をしまくる。集中できるよう30代のうちに整理できることは整理していこう。