It has been for a while

It has been for a while. I am doing OK…. Since the last post, almost a year passed. I can’t believe it. I am still doing physics. we are currently working more on writing papers since I need to have more papers to get promoted. I will have a deadline for application of the promotion. I would like to have a few more papers for this application.

Other than that, I am doing good. I have done many good experiments this year and also I like writing these papers. To be honest, I should have been writing more, I have too much data to get out. As a professional physicist, the most important and difficult job has been publishing papers. Now, I am working on it. If I can be a good writer, my whole mission as a physicist was done. This would be my final project. I think I am getting there.

I am enjoying now all the process now. I think the quality of physics research has improved a lot in the last decade. I am feeling I am doing experiments which are good enough to publish data. I know how I can do the research now, only I need to improve is just to keep writing and getting it published. So this year, I will focus on this.

These days, I am working one of interesting project using RCrO3 (R = rare earth). We got many large single crystal samples for this system. I am happy to study these samples because there is not much progress in this field for 50 years since the availability of large single crystal samples. Our group have succeeded making large crystals for the whole system. It is time to perform a lot of experiments on them. This is a huge opportunity, maybe only once in my life. So I am excited to work on these samples and hopefully I am getting more so I can understand the whole family of this so called orthochromites.

Since we haven’t had large single crystal samples, there is no inelastic neutron scattering work. The many of theoretical and experimental work have been done in 1970’s, however, spin Hamiltonian has not been investigated especially to explain mechanism of spin reorientations observed in this orthochromites. In physical point of view, orthochromites are similar to orthoferrites which have been studied greatly. So firstly, we can start working on the orthochromites by comparing to orthoferrites. In this compound, there are two magnetic atoms in the unitcell, so there are interaction between these Cr3+ and R3+. Namely, spin Hamiltonian should be written as below,

H = H_{Cr^{3+}-Cr^{3+}}+ H_{R^{3+}-Cr^{3+}} + H_{R^{3+}-R^{3+}}

Here, the important term is the second one. Relatively weaker than the first one. And third term can be negligible because the energy scale of the third term is much weaker than the temperature we are investigating. So let’s do this. Maybe I will write more about this here in the future. It will take a lot of time to understand but it will be fun. I can learn the theory by writing here slowly. Hopefully.

久しぶりに書く。

ブログは開設したままにしていたがなかなか筆が進まなかった。また少しづつ書き始めようと思う。誰に読まれるとも期待していないが、じゃあなぜ書くのか?と言われるとまあなんとなくかな?日記とは少しまた違う。理想的にはやっぱり 3ヶ国語でまた書いていきたい。これからペースを気にせずに日本語、英語、中国語の順でまた書いていこうと思う。

私は才能がないのに科学者になってしまった人間だ。物理学を研究する上でいろいろな能力がある。才能がないわけだからこそそれらを総合的に鍛えてきたつもりだ。特に武器があるというわけではないが、実験物理学者としては中性子散乱実験は多くはやってきた方だと思われる。理想的にはもっとやっていきたいしこれは強みにしていきたい。もう1つ好きなことが最近できてきた。それは書くことだ。論文はとにかく書いていきたい。僕にとっては外国語である英語で書いていかなければならないが、一本一本完成させていくことは楽しい。

私は物理学者である。物理学者の中でも実験物理学者で、固体物理、磁性物理、物性物理などの分野で、中性子散乱実験を主な実験手段として研究している。この分野は学部生の頃からやっていてすでに17年くらいはやっていることになる。もうなんと言うかね。時間ばっかりが経ってしまった感じがある。だが今年は最後の仕上げというか頑張っている。やっとここまできたという感じで今年はたくさん成果をあげたい。

そしてこれまでのキャリアを通してやはり論文を出していくことは最重要事項なのだと改めて認識した。今年はその仕上げとして論文の執筆とそのスキル向上に時間を当てていきたいと思う。この論文の執筆のレベルを自分が納得できるレベルに持っていければ僕個人としては満足だ。そして自分としてはやっとこの論文の執筆に関してDeepPracticeができている状態。つまり自分とか周りを使ってコツコツと能動的にスキルアップしながら進めていけている状態だ。やっとここまできたという感じだ。

去年は2本の論文を投稿した。これらはまだパブリッシュされていないが、査読者からたくさんのコメントをもらい、さらに学びの機会が増えてきた。パブリッシュされればもっと多くの人に見られることになりその機会も増えることになるだろう。それらが自分の力を鍛えてくれると思う。まずはどんどん投稿する。そして批判を受けながら学んでいく、そしてパブリッシュされた後はプレゼンや質問に答えながらもっと学んで、できれば一緒にやっていく仲間も増やしていく。そしてもっと研究を進めていきたい。

正直に言って投稿の機会以外はなかなか自分でコントロールできるものではない。なのでとにかく論文を投稿していく。よく言われるのは毎日論文は書けということを言われる。やはり書き続けないと書けるようにならないし、書き続けないと書けなくなる。おそらく習慣にしなくてはならないけど、運動などと同じようになかなか習慣にできることが難しいのだろう。なぜならライティングはきつい作業だからだ。

また最近なって学んだのは英語がネイティブの人にとっても論文を書くということは簡単ではないということだ。なので非ネイティブでもきちんとスキルを鍛えて毎日書くということを遂行していければ生産性という上ではネイティブにも勝ことも可能である。もちろんそれには質のよい物理を実験、解析を通してやって行っていることが大前提ではあるが。

研究テーマについては幸か不幸かデータをこれまで溜め過ぎてしまった。おそらくこれは多くの研究者にとってもそうだとは思われるが。今年はとにかく論文の執筆に時間を使いこれらを吐き出していかないといけない。自分自身としては研究の質は上がってきていると感じている。なので良い試料は手元にあり良い実験データは手元にあり、解析で苦労していることはたくさんあるが解析をしながらどんどん論文執筆してアウトプットして行かなければならない。今年はとにかくこれに集中して頑張っていく。個人的にはこれが満足できるようにできるようになれば自分としては科学者として自分の納得するレベルまでにきたなという感じだ。もちろん科学者としてレベルが高いという意味ではなく自分の才能ではできるところまで来たというだけの話ではあるが。

今は研究が楽しい。最近40代に突入したがここにきてやりたい研究がたくさんある。特に最近はRCrO3(Rは希土類)の単結晶をいくつか手に入れたことにより多くのRCrO3の非弾性中性子散乱実験をやっていく機会に恵まれている。ここから数年はこれを強力に進めていきたい。なぜならばこれまでRCrO3の単結晶は得られて来なかったがマカオ大学のグループによってできるようになった。なので大きな単結晶を必要とする中性子非弾性実験は全くやってこられなかった。また研究も1970年代に面白い研究も行われているが核心の部分はやはり大型単結晶がない中性子非弾性散乱実験がないことによって進んでいない。これは大きなチャンスだ。50年くらい研究が進んでいない上に、この系を系統的に調べていける数の単結晶が準備できそうだし、いくつかは準備できている。新たな分野を開かれる可能性が目の前にある。やるしかない。この系は全くやられていないのにたくさんやることがある、そして僕にはそれに費やすための装置が自由に使える研究力と政治力も同時についてきたからだ。あとはもう少し人手がいる。これだけの量の結晶を実験して解析して論文にまとめていくにはもっと人手がいる。それには少しづつ学生などをつけて頑張っている。最近Latexがサポートされているのことを知ったのでこれからどんどん書いていこうかなと思う。物理の話もきちんとできるなと

さっきのRCrO3の話をちょっとすると。この系のスピンハミルトニアンは全くわからっていないことになる。単純に2つの磁性原子があるのでこれまでの研究とCr間の相互作用、CrとR間の相互作用とR間の相互作用がある。スピン再配列がいくつかの物質で報告されているがこのCrとR間の相互作用が面白そうだと思われている。したがって

H = H_{Cr^{3+}-Cr^{3+}}+ H_{R^{3+}-Cr^{3+}} + H_{R^{3+}-R^{3+}}

もう50年ほど前になってしまうが当時の理論的な研究によると大体、第一項が10^2 K のオーダー、第二項が10^0-2 Kのオーダー、第三項が10^0 Kのオーダーになっているとされていて。この我々が見ている磁性転移温度付近やスピン再配列転移温度辺りでは第三項は無視できるものとして考えられている。これからどんどん調べて明らかにしていこうではないか?これらについてはこれからどんどん書いていこうかなと思う。

今日はここら辺にしようかなと思う。数式がかけると判ったところでこれからコツコツとサイエンスネタも書いていってもいいかもしれないと思う。いずれにせよ。私は元気にやっている。今はイースターで休んでいる所である。研究を開始したらコツコツと論文を書きながら生活をしながらコツコツとアウトプットしていこうと思う。