書いてわかった推薦書を書くことで得られる意外なこと

最近推薦書の執筆を頼まれることが増えてきた。僕のキャリアステージも少し変わってきたようだ。年始に准教授昇進の推薦書を書いたことについてはここに記事

https://www.shinichiroyano.com/2022/01/12/准教授昇進を審査して学んだこと/

https://www.shinichiroyano.com/2022/01/15/准教授昇進を審査して学んだこと/

を書いたがそれに続いて今回はポスドクの推薦書を書いた。推薦書をいくつか書きながら新たに学んだことがあったのでここに書いておこうと思う。

彼の業績リストを拝見していくつか論文を読みながら疑問に思ったことは彼に質問して自分の経験と関係と理解を合わせてできるだけの推薦書は書かせていただいた。現在はまだPhDの学生だが彼の業績は十分だと思う。確かファーストオーサーで4本くらい論文が出ていて、特許もファーストで2本くらい出ていた。実験技術も問題なくて特に僕が感心しているのは試料合成の能力である。過去50年位されていなかった試料の合成もできている。これには大変驚いた。また彼は新しい単結晶試料の合成にも成功していてこれに関しては相当な可能性がありこれから10年間においてかなり研究が進むだろう。人物も私と一緒に研究している分には申し分なくコミュニケーションも英語で十分できる。私自身も彼の研究をサポートして論文をいくつか書いていきたい。これからたくさんの研究が彼から生まれてくるだろう。私も手伝いながら学んでいきたいと思う。

彼の推薦書を書きながら最近私にいろいろと就職の相談をしてきた人のことを思い出した。これらの若者は正直に言うと私が博士課程の学生だった自分に比べて肌感覚で3-5倍くらい優秀である。なので僕個人としてはどこの研究室でポスドクをしても素晴らしい仕事をするだろうし、彼らを欲しがる人々はいくらでもいるだろう。だからアメリカだろうがヨーロッパだろうが日本だろうが中国だろうが推薦書どこでも書くし、というよりかは僕自身が僕のネットワークを通してこの学生に興味がないか?空いているポジションはないか?聞いて回りたいくらいなものだ。実際もしこれらの地域にポスドクしてみたいなら僕自身が仕事を見つけてきてあげると言っているくらいだ。彼らとはこれからも研究を行っていきたいと思っている。ひとつの発見としては彼らのように相談してくれれば世界中どこにでも行けるチャンスというものはくれる人がいるということだ。もちろん彼らに能力があってのことだが、学生自身では見えなかったコネクションの壁は我々のような人間に相談するだけで解決することもあるのだと思った。若いからと遠慮せずにこういうキャリアへ進みたいといういうだけで道が開けることもあるのだ。

またもう一つ学んだことは教授からポスドクの推薦書どれでもそうだが書くことにより自分自身がかなり勉強になることが分かった。さらに驚いたのは彼らの仕事を真面目に評価することにより彼らをよりうまくサポートできるようになるということが分かった。推薦書を書きながら彼らはこういうことができるのかこういう研究をしてきたのかこういう技術があるのか?ということがわかると自分もこの研究のサポートをお願いできないか?また彼らの研究も僕がこういうサポートをすればうまく進むのではないか?とかみえてくるようになりよりよく研究協力体制ができてくるということだ。もともとその人の研究を知っている人の推薦書を書くわけだが、彼らの研究内容を真面目に評価できる機会があったことで協力の仕方が見えてきたということだ。これは意外な発見だった。実際、推薦書を書いた後で共同研究が始まったりどんどん進んでいったりしている。なので推薦書を書くのは相手のために書くものでもないのだとわかった。

これら二つのことは今回の学んだことでこれからも意識していきたい。私自身推薦書を書いてもらってきたからこそ今の自分があるわけで私が推薦書を書くことは大変光栄である。時間があろうがなかろうが推薦書を書くことを断ることはないだろう。大変勉強になるし書くことは楽しい。本当はもう少しエレガントな英語でかけたらよいのだろうけれども今の英語力で最大限できることはしてあげたい。これからもよく勉強してしっかり一本一本学びながら丁寧に書かせていたける機会が恵まれると大変幸いである。

中文:第八课(全二十课)

甲:东京冬天冷不冷?

乙:不冷、北京呢?

甲:很冷,可是夏天很热。

乙:听说北京得秋天好,是吗?

甲:对了。香山的红叶很有名。

乙:天气渐渐暖和了。北京的春天什么样?

甲:比较短,爱刮风。

乙:常开什么花?

甲:那可多了。有桃花,杏花,丁香花,迎春花什么的?

乙:牡丹呢?

甲:牡丹初夏开,公园里很多。

Proposals, manuscripts, and, experiments

I had a good rest today. I am getting ready for tomorrow.

The most important job tomorrow is writing another experimental proposal. I have a day to finish, I hope I can be ready by tomorrow so I can send it to my collaborators.

I am a bit worried about this proposal because I have not worked on this compound before so I don’t have basic ideas of this system. I need to investigate a bit. But I think it will be a good project. These days I have many interesting projects so I would like to finish them one by one. I am very interested in this work.

The proposal deadline will be February 15th. Then I have a polarized neutron scattering experiment maybe around March 14th (depends on other experiments). I want to organize the time well so I can prepare well and also I can write well.

The polarized neutron scattering experiment will be great if succeed. So I can finish the paper for sure. This time, I would like to confirm the magnetic structure which can not be determined by unpolarized neutron scattering techniques. If I can determine the magnetic structure without ambiguity, I can surely publish the paper.

Anyways, after the proposals deadline, I will keep writing and hope I can improve my skills for writing scientific papers.

オフィスで哲学・物理学論議。

今週は土曜日も研究した。実験提案書の締め切りが2月15日火曜日に近づいてきており、なかなか余裕がない状況だ。火曜日のまでの負担を少し減らしたかったので土曜日に自分のオフィスに行って少し提案書の執筆を進めた。よかったと思うが少し疲れていることは否めない。実験提案書の締め切りは大変重要なことでこれで今年後半実験ができることが決まってくるからできるだけ出しておきたいというのが本音だ。

提案書を書くことによりまた学ぶことが多く、もっとたくさん提案書を書いていかなければと思う。今までは本拠地はオーストラリアで十分な時間と提案書を書かせていただいてきたがこれからはもっとアメリカやヨーロッパにも書いていってビームタイムを得られていければと思う。とにかくたくさん書いていかなければと今回また書きながら思っている。書くことにより整理されるしたくさん普段から論文を読んで提案書としてまとめて言っておかないとダメだと感じた。

もちろん大変なのは論文を書くことだ。論文を書くことはもちろん一番大事なことでこの2月15日が終われば真っ先に論文の執筆に移る。だいたい4週間は論文に費やすことができてやりたいことがたくさんある。一つ一つ論文は終わらせていきたい。本当はここに書きながら頭を整理していきたいがなかなか競争も激しくなるもので書けないものだ。

実際はどうなんだろう。どうせ読んでいない気もするからということでテストで書きながらやるというプロジェクトがあっても良いという話をしていたがそれも面白いかもしれない。そのプロセスエコノミーという言葉もあるみたいだし。今あるプロジェクトはたくさんやりたいことが本当にあって整理しきれない。ただし論文もたくさん書いていかなければいかない中であまり集中力が分散するとよくない。とにかく一番大事なことは論文を書くことなのでそれに集中してボトルネックは常に論文であることを常に意識してフローを調整していかなければならないと思う。

何度か書いてきていることだがやりたいことがたくさんある。実験したい試料がたくさんありたくさん論文を読んで実験していきたいところだ。PhDを取ってそろそろ10年になるのだがここにきてこういう状況になるとは思いもよらなかった。今年は大変重要な年になると思う。この流れを不可逆なものにもっていくために毎日努力して論文を書きながらいろんな実験を楽しんで行っていくようにしたい。

忙しくなってくると本が読めなくなってくる。忙しいから本が読めなくなるのではなく本を読まないから忙しくなるということだが、言い返す言葉もない。

一方で最近はオフィスに戻って同僚と話す機会も増えてきた。これは書いたかもしれないが、17時くらいになり帰る時間になってコーヒーを飲んでいたカップを洗ってかたづけるためにキッチンに寄ったところでフランス人の同僚に偶然会い、仕事の調子はどう?という会話から学生の指導法そしてそれから科学史の話へとどんどん会話が進んでしまった。思わず40分ほど話してしまったがなかなか楽しかった。もともとはPhD学生の指導について話していたのが優秀な学生でも時々やはり指導というか方向性を示してあげることの重要性の話になった。

私の経験としてはとても優秀な学生がうちの装置に来てとても優秀だと感じだので実験を任していた。理論計算とか他の実験の結果から大体1meVのエネルギーくらいのところに磁気励起を観測することを想定していたのだが見えない見えないと騒いでいた。そこでデータを見てみたところ私の経験からすぐに答えがわかった。見えないのではなく彼らだバックグランドと思っていたすべてが磁気励起だったのだ。見えないのではなく見えていたけど違う情報としてとらえていたのだ。私にはなぜそれがすぐにわかったかというと私は経験上バックグラウンドはこれくらいだと知っていたからだ。こんなに高いバックグラウンドがあるんではなくここにはブロードな励起が見えていたと気が付いたのだ。これは本当に面白い発見だった。それ以降、私も経験を重ねてきたのだなという自負も生まれてきた。数年間も装置担当をしてきたが経験というものが着実に重ねられていると実感できた瞬間でもあった。それ以降。なるべく多くの実験に参加して観測を続けることに意味がより生まれてきて実験が楽しくなってきたのだ。優秀な学生でも経験が浅くて見落とすことがあるのだということが知れたのも良い経験だった。

それから話は歴史の話になってきた。そういう経験はフェルミとリチャードファイマンとかにも起こっていたなそういえば?という感じの話になった。ファイマンは若い研究者のところその優秀さで周りの研究者に知られていて自分自身の発見に大変興奮していて自分発見がどういう意味を持つのかがわかっていなかったがフェルミがアメリカに行ったときに(どこだったか?オークリッジか?)それはこれこれだよ。と諭したとのこと。そういうこともあったのかと聞きながら僕もハイゼンベルグの部分と全体を思い出してパウリとハイゼンベルグの関係とかについて思い出したように話をさせてもらい。ゾンマーフェルトがいかに影響力があり指導力がある研究者であること彼の教科書がいかに物理を理解している人が書いている本だったかという話になった。

そこから最後に最近フランスで書かれた哲学者が書いたハイゼンベルグの小説の話になった。ここで話は終わったのだがこの本に大変興味が出てきたらどうやら日本語訳が出ているみたいなのだ早く読みたいなと思う。

物理の話が頭から抜けない。仕事を長くし続けていて少し疲れているようだ。これからも頑張ります。

中国語単語(Chinese Verbs)⑨自然現象⑩病気・治療

⑨自然現象

  1. 发生:四川发生了大地震。
  2. 下雨:一个月都没下雨了。
  3. 下雪:快要下雪了。
  4. 刮风:今天不刮风。
  5. 打雷:打雷了,快进屋吧。
  6. 下冰雹:今天下冰雹了。

⑩病気・治療

  1. 生病:你是不是生病了?
  2. 看病:医生给病人看病。我明天去医院看病。
  3. 治疗:得住院治疗。
  4. 挂号:我一大早就去挂号.
  5. 感冒:她经常感冒。
  6. 发烧:我好像发烧了。
  7. 咳嗽:咳嗽得很厉害。
  8. 流鼻涕:这个季节经常流鼻涕。
  9. 吃药:一定要按时吃药。
  10. 打针:大夫,要打针吗?
  11. 打点滴:每天在医院打点滴。
  12. 动手术:医生说不用动手术。
  13. 住院:医生说必须住院。
  14. 出院:过几天就可以出院了?

Two bottlenecks I have now

These days, I clearly observed the bottleneck of my research capability has been moving. I could possibly have two bottlenecks? However, that means I could remove a bottleneck. So I am excited. But my mind is going to blow. I have been reading a lot of papers and writing a lot of proposals. I can’t finish them all. While I seriously think I need to finish one paper one by one. I am so excited. So let’s do the science.

Let me write down the flow of my research.

  1. Come up with the project I am interested in
  2. Find or make a large single crystal
  3. Do the basic property measurements
  4. Write proposal to perform experiments
  5. Do the powder diffraction studies
  6. Do the inealstic neutron scattering studies
  7. Do the other measurments if we need them
  8. Analyze the structure, excitation, and others
  9. Write a manuscript
  10. Submit a manuscript

Among all processes, maybe the hardest thing is writing a manuscript. I need to do it anyway, I have to spend more time writing every day. So I can finish writing after. This part contributes very much to improving my throughput. That is the hardest and the most important thing a scientist had to do. So I keep working on it.

As I said I could have two bottlenecks. The other bottleneck is now fortunately writing proposals. I have tons of large-signal crystals, which I need to evaluate by reading literature and finding out what we can do about them. I feel really great, I have so many things to do but am excited. I now feel we could open up new series of materials to study. Simply we have too many things to do.

I used to think my bottle was 2. finding single crystal samples. In my field, if we have a good and a new single crystal, you are the king, you can do whatever you want and we can finish the project by writing the paper. So if I get that, I am confident to proceed next few years however now we have too many of them. So we now broke the bottleneck.

So what do I do now? Keep working on these two bottlenecks I have now, writing proposals and writing papers. While also keep working on experiments, data analysis, and cultivations but they are not my bottleneck. So let’s focus on these two bottlenecks. Let’s keep writing!

常にカイゼン、カイゼン、カイゼン。

前にも書いてきているように最近研究が楽しくなってきた。もちろん苦しいこともあるが今はできることがたくさんあるように思えてよい。研究としては明らかにボトルネックの位置が変わった感覚がある。少なくともボトルネックのひとつが解消された一方で新たなボトルネックができてきたような感覚がある。最後のボトルネックはやはり論文だが。。。これは変わらないだろうが一方で後は論文だけじゃないかっていう気もしている。それだけかな?

少し考えてみよう。研究の流れを考えてみるとひとつの重要な仕事は中性子散乱実験プロポーザルを書くこと。これには何が必要になるかというとまずは研究バックグラウンドのリサーチ。過去の研究を知ってどういった研究をしていきたいか。プロポーザルを書く時点で大体論文は書けるだろうという目論見で書くものだ。まずはリサーチ。それともう一方で僕が気にするのは大きな単結晶が得られていること。最終的に私の得意な非弾性中性子散乱や偏極中性子散乱にもっていくために大きな単結晶が得られる必要があるが試料によってはこれは大変難しい。ただしあまり研究がされていなければ単結晶があればほぼ確実に論文にはなるだろう。特に単結晶が今まで作られていないものだと確実に論文にできる。そういう結晶に出会えると最高で論文を書きながら実験していきたいくらいだ。ボトルネックの流れが変わってきたのはこのところ。もともと単結晶を探したりつくったり得たりするのがボトルネックだった。単結晶は貴重なものなのだが最近はたくさん得られるようになってきた。これは大変ありがたいことだ。単結晶の取得がボトルネックだったのだが単結晶がたくさん得られるようになってきて逆にその研究背景のリサーチをして基本測定をしながら中性子散乱実験プロポーザルを書くことがボトルネックになってきた。

中性子散乱実験プロポーザルを書くと次は審査を受けて通れば実験になる。実験はすくなくとプロポーザルを出してから半年後とか一年後になる。実験は一週間ほどだが自分の装置で実験する場合はかなりできるようになってきたことが多く。実験技術も上がってきた。実験中に行う簡単な解析もすぐにできるようになってきたし、リモート実験も安定している。だいたい2回か3回ほど実験をすると一つの論文が書けるほどのデータが得られると考えられるが質を上げていくことでもっと確率をこれから上げて行ければと思う。年間で実験は多いがあまり負担に感じるほどではなくなってきた。実験には集中力と時間を取られるがここがボトルネックではなく。やればやるほど経験がついてきて良いと感じている。

次は解析だ。解析は自分でできる簡単な解析はボトルネックではない。しかし理論計算とかは正直まだまだ足りない。人にお願いすればここはボトルネックではなくなるが、それぞれ人に頼むにしてもそれほど簡単ではない。もう少し計算の能力をあげたいと常々思っているが、早く終わらせるには人に頼む必要もある。将来的には人に頼らずにプロジェクト終わらすことを想定して自分でできる計算は自分でして能力をあげていきたい。ここデータ解析はとらえ方によってはボトルネックかもしれない。ただそこまでではない。一方で時間に余裕がるときにすこし自分で負荷を与えながらスループットは鍛えておきたい。

最後に論文の執筆である。論文の執筆は常に遅いが、少しづつ終わらせていけるような自信が出てきた。これまでの人生で学んだことは論文は何が何でも一本ずつ終わらせていくということ。少なくとも今の自分の技術ではそれが良い。今書いていることを毎日考えて、それが終わったらデータ取得や解析が終わったところから書いていく。もう少し解析した時点や実験中に書いてもいいのかもしれないが今までそれがうまく行ったケースはあまりない。とにかく論文は一本に集中して書くのが良いのだと思う。結局ボトルネックは論文だ。

まとめると今は二つボトルネックがあってたくさんある有望な単結晶試料の研究背景のためのリサーチつまり論文を読みそれを実験計画に落としてプロポーザルにするところ。もう一つは論文の執筆。論文の執筆は常々やることが大事。毎日一時間でも今書いている論文に集中して時間を取る。それが一番大事なことなんだから。今はこの二つがボトルネック。解析、計算、実験はその間にこなしていきながらこの二つのボトルネックに負荷をかけてスピードを上げていく。最終的にはすべての過程でスループットをあげていくことだがそのイメージもできてきた。今は二つだ。

今はプロポーザルの執筆のボトルネックが殻を破りそうだ。今はそちらに気が向くが論文もちゃんと終わらせる。2月の前半はそれを頑張っていきたい。あと少し。論文を書くスピードを上げていける段階に行けてその状態が日常になるのが最終的なゴールだ。論文と出していければすべての過程でスループットがあがる。よし頑張ろう。

中文:第七课(全二十课)

(一)在售票处

旅客: 同志,还有去上海的卧铺票吗?

售票员:有。您要几张?

旅客:三张。两张大人票,一张小孩儿票。一共多少钱?

售票员: 大人票一张三十五块,小孩儿八块七毛五。一共七十八块七毛五。

(二)在站前昼夜商店里。

售票员: 同志,您要什么?

顾客:一块香皂,两条毛巾,一卷儿手纸和两接电池。

售票员: 就这些吗?

顾客:对了,再来两斤桔子。

Book review No.25: No rules rules by Reed Hastings and Erin Meyer.

Netflix is an excellent company. The streaming giant has over 200 million subscribers and has grown so rapidly even during the pandemic. They are producing high-quality movies and TV shows and it is also a production company now. Netflix was founded in 1997 in Scotts Valley, California by Reed Hastings and Marc Randolph as a DVD rental service company.

Why is Netflix different? It is because they have No Rules Rules. I leave some notes of what I found interesting while reading this book.

  1. Great Workplace is Stunning Colleagues

One of story I have learnt in this chapter is Netflix care very much about the density of talent. After the company had to lay off a third of their workforce, they found they actually did far better with 30% fewer people. The company observed top dense top talented people can do much better, however, when mediocre (jerks, slackers, sweet people with nonstellar performance, or pessimists) joins the team, they push all down to the average. Their number one goal, moving forward, would be to do everything they could to retain the talent density and all the great things that come with it.

  1. Say What You Really Think (with Positive intent)

Netflix culture welcomes very much feedback from colleagues. Openly voicing opinions and feedback, instead of whispering behind one another’s back reduced the backstabbing and politics, constructive feedback allows them to be faster. The more people heard what they could do better, the better everyone got at their jobs done, the better they performed as a company.

When we consider giving feedback, people often feel torn between two competing issues, they don’t want to hurt the recipient’s feeling, yes they want to help that person succeed. The goal at Netflix is to help each other succeed, even if that means feeling occasionally get hurt. More importantly, they have found that in the right environment, with the right approach, they can give feedback without hurting feelings.

So, we have to learn how to give constructive feedback as described in the book. In principle, we need to learn to give and receive feedback well to succeed together and well. There is 4A feedback guidelines: 1. Aim to assist, 2. Actionable, 3. Appreciate, 4. Accept or Discard.

  1. a. Remove Vacation Policy

Leaders must model big vacation taking. Even the company suggest the employee take vacations but their boss doesn’t take them, the employees are influenced. so leaders have to lead to take the vacations. Netflix doesn’t track vacation days, so there is no data on how much vacation employees are taking. Giving employees more freedom led them to take more ownership and behave more responsibly.

  1. b Rmove travel and expense approvals

Netflix CEO, Reed Hastings says “Spend company money as if it were your own”. It is a great idea every employee could control the company money as their own however some employees are frugal but some employees like spending very much. That depends. Then, employees need to think about they are using the company money for Netflix’s best interest. Some people still cheat. So some expenses may increase with freedom, but the costs from overspending are not nearly as high as the gains that freedom provides. The responsible employees move faster with more creativity. The great gains are free, fast, and surprisingly frugal.

  1. Pay top of personal market

There is a concept referred to as the “rock-star principle” which is rooted in a famous study in 1968. In the group of nine programmers who were in the experiment, the best guy was twenty times faster at coding, twenty-five times faster at debugging and ten times faster at program execution than the programmer with the lowest marks. That’s why some software giant pays so well to retain top-level programmers. Reed’s experience also says the best programmer doesn’t add ten times the value, she/he adds more like a hundred times. Since the main reason workers quit their current job is “For more money”, if you need to retain top talents, you should pay it well. And bonuses or incentives are not a good idea, just raise the basic salary. Teach employees to develop their networks and to invest time in getting to their own team. Research market value of top talent on an ongoing basis and adjust salaries accordingly. Netflix wants to pay what will attract and keep talent.

  1. Open the books

Netflix has a culture of transparency. They open up the books to their employees. They teach employees how to read P&L. So they can make better decisions. If open up the books, it could some anxiety and destruction, but the trust they have built outweighed the disadvantage.

  1. No decision making approval needed

Don’t seek to please your boss. Seek to do what is best for the company.

The Netflix Innovation Cycle -> If you have an idea you are passionate about, do the following: 1. Farm for dissent or socialize the idea. 2. For a big idea, test it out. 3. As the informed captain, make your bet. 4. If it succeeds, celebrate. If it fails, sunshine it.

  1. The Keepers test

We are a team, not a family.

If a person on your team were to quit tomorrow, would you try to keep she/he or accept a resignation letter? If the letter, you should give a severance package now. You should look for a star, someone you would fight to keep. The Keeper test.

Avoid stack ranking system, the system can create internal competition and discourage collaboration.

  1. Circle of feedback

This chapter talks about their Open 360 Feedback. Netflix embraces high talent density but they don’t accept brilliant jerks. That was an interesting point. I used to think some good scientists are brilliant jerks, but now I think they are not first-class talented people. If you have a high talent density without brilliant jerks, the circulation of feedback allows the company and employees to grow much faster.

  1. Lead with context, not controll

If your focus is on eliminating mistakes, then control is best. If you are in a safety-critical market, its sites need hundreds of safety procedures to minimize the risk of people getting hurt. The control mechanisms are a necessity. However, if your goal is innovation, making mistakes is not the primary risk, if you have got high-performance employees, leading with context is best.

When one of your people does something dumb Don’t blame them. Instead, ask yourself what context you failed to set. Are you articulate and inspiring enough in expressing your goals and strategy? Have you clearly explained all the assumptions and risks that will help your team to make good decisions? Are you and your employees high aligned on vision and objectives?

  1. Bring it all to the world

This chapter was also an interesting one. Even Netflix has expanded so rapidly and worldwide, they are still a good company as a whole. I can imagine that was not an easy job to create a great working environment around the world where they have different cultural backgrounds. This chapter shows some experiences in Netflix and the cultural map they made through that. It was great to see they could map out to analyze the culture of the countries they are working on.

In conclusion, I enjoyed reading this book, I learned a lot from this book. There are some of the ideas I can try from tomorrow. Hope I can be a good member of a team with high performance from tomorrow.

出てきた推進力を妨げるな。

やりたいことがあることは良いことだと思う。ある時からやることを制限するようになった。おそらくアメリカに行ってから研究を大体9時から5時、週に40時間くらいに抑えるようになってから自分はそれがあっているように感じていた。むしろ頑張りすぎると視野を狭めてしまうと思っていた。今もそう思う。また仕事をしすぎると集中力がなくなっていくと思っていて知らぬ間に自分が研究に疲れて嫌になってしまうのが嫌だった。モチベーションを高く保っていられるようにどうすればいいかを考えていた。

最近、研究が楽しくなってきた。おそらくここ数年が勝負で自分が研究者として殻を破れるかどうかの瀬戸際になってくるような気がする。私には研究者として二つの顔がある。一つは装置研究者(Instrument Scientist)と研究代表者(Principal Investigator)。前者は自分が管理する装置を使って様々な研究者のサイエンスを遂行するのを手伝う。一方で後者は自分自身のサイエンスを展開する。前者については大体安定してきた。仕事を失うことは大きな失敗をしなければ起きないことだろう。しかし後者はこれからののばしていきたい。自分自身が良い研究者であるとは前者にも大変役立つことだ。なのでこれからは自分自身が良い研究者でいるようにしっかりと研究していくことをやっていきたい。

研究代表者としては今年が重要な年になると思う。論文をしっかりと生産していく体制を整えていきたい。また研究費を管理してさらに獲得していくことを継続していきたいと考えている。一つ一つの論文をしっかり書いて少しづつ自分の研究を確立させていきたい。もう少しで壁を越えられるといつも考えていて毎日それについて考えている。私は本当に成長が遅い人間でのらりくらりとやってきた成果、ここにきてやっとここまで来たと思う。そしてこれからは頑張ればすごく成長できると考えている。今は研究したいことがありすぎると思うくらいだ。

研究をする日は毎日教科書を読むことから始めている。主に専門の教科書についてだが、なるべく毎日やるようにしている。少しづつでも教科書を読んでいきたい。毎日丁寧に読んだ場合は大体二カ月位かかる。遅い。でもあきらめずにいろんな教科書を読んで少しづつでもスピードを上げていこうと思う。自分が読むべき本というものはわかっていてそれを少しづつでも読んでいく。時間はやはり足りないものだ。

論文は少しづつでもたくさん読めるようになっていきたい。まだまだ読みが甘いし、量が少ない。今週来週はプロポーザルの執筆のためにたくさん読んでいるがこれを普段でも続けてしっかりと書き続けていきたい。そして論文を書き続けたい。研究者として一番大事なことは論文を書くこと、私は目いっぱい研究をする時間を与えられていながらこの論文を書くことにリソースを費やせないで来た。再確認したいが私が必要なことは論文を書くこと。

だから論文に毎日向きあう。必ず毎日2時間は論文に向き合うようにしたいと思う。それを毎日実行していく。午前中と午後に一時間づつ。それは最低行うことでもし進めたかったら進める時間が合ったら進める。ただし一本ずつきちんと進める。たくさんの論文を一度に進めない。その時書いている一本について毎日書く。

私は装置研究者としてはキャリアを作ったので今は研究責任者としてしっかり論文を書いていく。その両方ができる人は実はあまりいないのだ。それぞれで仕事として成り立つからだ。これは大変な挑戦だと思うけどおそらくほかに挑戦できる環境にいる人もあまりいない。そして成功すればかなりすごいことができたと自分でも思えることだ。それを今年は本腰を入れて毎日頑張る。あともう少しで壁を越えられる。その壁を越えて毎日頑張ってそれが当たり前、毎日論文を書いて、毎月の様に論文を投稿していく日々が来るように、もっと苦しみながらも楽しんで論文を書いていけるように頑張っていこうと思う。

やっと研究が楽しくなってきたのだ。これが今の私の推進力だ。重力を吹っ切って自走できるようになるまであと少しだと感じている。ここで集中して頑張って自分の研究スタイルを確立させたい。ここ数年でそれができるはずだ。あともう少し。